年を重ねて、たまに多忙な仕事から現実逃避して「美味しいものを食べて、温泉にでも入ってゆっくりしたい」という気持ちはあるものの、帰ってからの現実に引き戻される感じや片付けがめんどくさく思うようになりました。
高校生の時に友達だけで行った「清里」や「ディズニーランド」、卒業旅行では三重県の〇〇温泉(記憶にありません)に行きました。親元離れて解放感いっぱいで、帰ってからも写真屋さんに現像を出して、できあがった写真をみんなで見ることも楽しみのひとつでした。
学生の時には『ひとり旅』という言葉にあこがれて、父の実家山梨県の甲府市のワイナリー巡りを計画しました。季節ごとに発行される分厚い時刻表を片手に、乗り換え時間も考えての行程計画、『るるぶ』という旅雑誌で行き先や宿泊先を探すことも楽しかった記憶です。車もあまり通らない自然いっぱいの中を、時間に束縛されることなくのんびりと歩き、美味しいワインをたしなんだ旅でした。
いつか健康なうちに、好きなことばかりをしてきた学友といっしょに、温泉につかりながらの『半世紀振り返りの旅』をしたいもんだなぁと思う今日この頃です。