子どもが学校の行き渋りや不登校(不登園)になると、子どもの年齢が低いほど、ひとりで留守番ができなかったりなど行動できず、親の時間はどうしても割かれてしまいます。近年は共働きも多く、職場に対して迷惑をかけてしまっているという思いを持ったり、子どもに対しては心配したり、「いつになったらスッと行けるのか」という焦りやイライラしたりもあるでしょう。
そうした状況下で時間的にも精神的にもゆとりが持てないのは当然であると思うのですが、実は子どもは自分のしんどさを理解して欲しいと思う一方で、親が自分のために犠牲になっている、親に迷惑をかけているという気持ちも持っていたりもします。
親自身が「自分の時間」をきちんと確保し、元気な姿を見せることも、子どもの『安心』につながっていくこともあります。