IQより「心」の知能指数(EQ)の考え方が大切

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心の知能指数には「メタ認知」が関係すると、竹田契一先生がおっしゃっておられました。

「メタ認知」とは、自分が認知していることを客観的に把握し、コントロールすることです。

メタ認知の力を向上させることができれば、自分自身を冷静に客観視できます。

そこで、こんな力をつけたいと思いながら、子どもたちと日々、個別指導や学びの教室でかかわっています。

①自分の本当の気持ちを自覚し、心から納得できる決断を下す力

→ステップを細かくするため、まずは、気持ちを知る、気持ちを表現していいことを知る、気持ちを表現していい場所や人を知る、気持ちを表現する、表現の仕方を知るなど、細かく段階をふんで力をつけているのが、私たちアットスクール姫路教室です。そして、私たち大人自身も本当の気持ちに向き合い、表現できる環境作りに努めています。

②衝動の自制力

→時間を区切って、発達段階によって、自制できる時間を伸ばしていくトレーニングを取りいれています。例えば、就学前の子どもたちには椅子に座る練習を5分から徐々に伸ばし、座りながら活動する時間、立って、動いて活動する時間など、今するべき活動を明確に視覚で示して支援しています。

③不安・怒りのようなストレスの元になる感情をコントロールする力

→例えば、不安や怒りの原因が何であるのか向き合う時間をとります。どのようにコントロールするか、いくつか選択肢を示しています。ソーシャルスキルストーリーをその子に応じて絵にかいて、お話を作って理解を深めます。そして、ロールプレイしてみます。保護者と一緒に家でもロールプレイをしてもらい、いろんな場所でできるように、学校や放課後デイサービスなど連携をとっていきます。

残り④~⑦も今後発信していきますね!