合理的配慮について
今回は前回の続きとなります!
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前回は「合理的配慮」の「視覚的な支援」についてお話ししましたが、どんな支援があったか覚えていますか?
支援の内容を知るだけで、普段の生活のなかでも「こんなところにも使われているんだ!」「実は知らないうちに助けられているんだ!」など、新たな発見がどんどん出てくると思います!
そこで、今回は「聴覚的な支援」についてお話して行きます!
どんな方に行われる?
・視覚に障がいのあるかたや、聴覚情報の処理が苦手な方。
・ことがらを聞いて理解することが得意な方。
【しかし!これも実はどんな人にも有効なもので、実際身近にたくさん使用されています!】
有名な例
・駅や電車内、ショッピングモールなどの音声案内
・カーナビの音声案内
・文章などの音声読み上げソフト
具体的にどんなことがある?
・駅のホームで電車が近づいてきたときに「~番線に~行の電車がまいります」などの放送や、注意喚起の放送や、電車内の「~次は~駅にとまります」などの放送なども含まれます。
・ショッピングモールでも、「地図の近くに音声案内はこちら」といった表示のあるボタンを押すと流れるフロア案内なども挙げられます。
・「文章を読むのがしんどい」「本を読むとすぐ寝てしまう」といった方にとっても有効な、「音声読み上げソフト」や最近話題の「オーディオブック」なども挙げられます。
学校でもそんな支援は受けられるの?といった疑問を持たれる方に、
実際学校で行ってもらっている支援いわゆる「合理的配慮」をご紹介しますね!
教科書や、問題文などを静かに目で追うだけだと、頭に全然入ってこず、問題の意味が分からず、解けなくなってしまう。といった子がいます。(本でも見ているだけだとあまり頭に入っていないな…と思うことありませんか?そういったことが子どもたちの中でも多く起きています。)
そういった子には、すべての教科ではありませんが、テストは別室で受け、その際に自分で声に出して読んだり、先生に読んでもらったりして問題に取り組む。といったことを行ってもらったり、教室でも小さい声で問題を読んでもいいよと許可をもらったりして、その子が一番学びやすいように配慮してもらっています。
【注意点は、過支援にならないこと!最終的なゴールは自分の解き方や問題の処理の仕方を身に付けることです。ですので、段階を追っていったり、短い文章では目で追う練習もしてみたりなど、学年などに合わせて子どもの成長を促すといったことがとても大切です!】とても難しいんですけどね…
今回は『合理的配慮』の中でも「聴覚的な支援」についてお話してきました!もしもわからないことがあったらお気軽に公式LINEもしくは06-4400-1682にお電話くださいね!
以上!教室長のつぶやき(特別支援用語集Ver)でした!
また見に来てくださいね!
アットスクール平野加美駅前教室 教室長
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