今回は発達について気になることが出てきた場合、どこにいつ相談すればよいかをわかりやすくまとめてみましたので、ぜひご覧ください!
お子さまに関して、発達が気になった場合、どこに相談すればよいか迷ってしまう方は少なくありません。初めての相談で「専門的な場所なのか」「子どもでも大人でも相談できるのか」など、不安を抱えるのは自然なことです。この記事では、発達相談ができる主な窓口や、相談先を選ぶときのポイントをやさしく整理して解説します。どこにつながればよいか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
発達相談ができる主な窓口を知る
発達相談は、自治体の公的窓口から医療機関、民間の支援機関までさまざまな場所で受けられます。まずは代表的な相談先の特徴を押さえておくと、自分に合った窓口が見つけやすくなります。
保健センター・子育て支援センターでの発達相談
自治体が運営する保健センターや子育て支援センターは、発達が気になる段階で最初に相談しやすい場所です。育児相談の一環として無料で利用でき、発達の専門職(保健師・臨床心理士)が在籍していることが多いのが特徴です。
特に乳幼児健診で気になる指摘があった場合や、日常の様子で「ちょっと不安かも」と感じたときに気軽に相談できます。必要に応じて医療機関や療育機関へつなぐ役割もあるため、最初の窓口として安心です。
相談は予約制の場合が多いため、事前に問い合わせておくとスムーズです。
福祉センター・発達支援センター、福祉施設での専門的な相談
より専門的な発達相談を希望する場合は、地域の発達支援センターや児童発達支援センターが適しています。また、アットスクールは個別指導並びに発達支援も行っておりますので、福祉センターなどへお問合せしにくいといった方々は、アットスクールも相談先の一つとしてご活用いただけます。
上記の機関は、発達障がいに関する知識を持った専門スタッフが常駐していることが多く、具体的なアドバイスや支援プランの提案が受けられます。
発達検査(知能検査や心理検査)に対応している施設もあり、子どもの得意・不得意を客観的に把握できるのが利点です。家庭や園・学校での困りごとについて具体的な改善方法を示してくれることもあります。
地域ごとに利用できるサービスの内容は異なるため、自治体の情報ページで確認してみるとよいでしょう。
小児科・精神科など医療機関での発達相談
医療的な観点から発達の状態を詳しく知りたい場合は、小児科や児童精神科、心療内科といった医療機関での相談が適しています。診断が必要な場合や、薬物療法を検討したい場合は医療機関が必須となります。
病院では発達特性に関する検査・診断が可能で、家庭や学校でのサポートにつながる情報も得られます。ただし、発達外来は混み合うことが多く、初診までに時間がかかるケースも珍しくありません。早めに予約を取ることが大切です。
医療機関への受診に迷う段階では、保健センターなどの公的機関にまず相談して、必要に応じて紹介状をもらうと安心です。
発達相談の選び方とポイント
相談先が多くて迷う場合は、自分の状況や悩みに合わせて選ぶことが大切です。どこが適しているかの判断ポイントを整理してみましょう。
「気になる段階」なのか「具体的な支援が必要」なのかで選ぶ
発達に関する不安が漠然としている場合は、最初に公的機関(保健センター・子育て支援センター)に相談するのがおすすめです。相談は無料で、現状の様子を丁寧に聞き取ったうえで次のステップを提案してくれます。
一方、すでに強い困りごとがある場合や、園や学校から指摘があった場合は、発達支援センターや医療機関の利用が向いています。専門的な検査や診断が必要かどうかの判断もしてもらえます。
子ども・大人、それぞれの相談窓口を把握する
発達相談は子どもだけでなく、大人も利用できます。しかし、相談先は年齢によって異なることが多いため、自分に合った窓口を確認しておきましょう。
- 子どもの場合:保健センター、子育て支援センター、発達支援センター、小児科、児童精神科 など
- 大人の合:精神科、心療内科、発達障害者支援センター、自治体の障害福祉課 など
大人の発達相談は医療機関が中心となりますが、公的な支援センターでは生活面や就労に関する相談も可能です。
相談しやすい環境かどうかも大切
発達相談では、話しやすい雰囲気かどうかも重要です。気持ちが落ち着いて話せる場所であるほど、より正確に悩みを伝えられます。
可能であれば、以下をチェックすると安心です。
- 相談員の説明はわかりやすいか
- 気になる点を質問しやすいか
- 予約の取りやすさはどうか
- 継続して相談できる体制があるか
複数の窓口を併用することも可能なので、「ここは合わないかも」と感じたら別の機関に相談することも視野に入れましょう。
まとめ
発達相談は、悩みの段階や状況に合わせて複数の選択肢があります。記事のポイントを整理すると次のとおりです。
- 気軽に相談したい段階では保健センター・子育て支援センターが便利
- 専門的な支援や検査を希望する場合は発達支援センターや医療機関が適している
- 子どもと大人では利用できる機関が異なる
- 相談しやすい雰囲気や継続性も相談先を選ぶ重要なポイント
まずは不安を一人で抱えず、話しやすい窓口につながってみましょう。小さな一歩が、安心につながる大きな手助けになります。
相談後、放課後デイなどの福祉機関を利用するのか、学習面で気になるのであればアットスクールのような発達支援に特化したマンツーマン指導の学習塾を利用するのか、はたまた集団塾をりようするのかを、ご家庭もしくは相談員の方も交えて支えていくための方向を考えていくことが大切です。
発達障がいやグレーゾーンの子どもたちは環境にとても影響されやすいのは確かです。続けていればできたはずのことが、やめてしまう、やめさせてしまうからできないことが増えることが多くなってしまいます。
子どもたちの成長する時間を少しでも有意義に、大きな力をつけられるように支えていく準備(知識)をしていきましょう!
お子さまの発達や学習面でどこに相談していいかわからない方や、センターへお問い合わせするほどでもないけど心配だな…とお考えの方はぜひアットスクールへお問い合わせください。
ご相談をいただいた内容を基に、どの機関と協力するべきかをお伝えさせていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
アットスクール平野加美駅前教室
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