アットスクール高等学院です。
9/20(金)は映画鑑賞③を行いました!
毎回映画ごとのテーマに沿って皆んなで感想や考えを深める活動です。
今回の映画は「ベイビー・ブローカー」
赤ちゃんポストに預けられた赤子を売るベイビー・ブローカーを主人公に、思わぬ人間ドラマが生まれる赤子売りの旅を追った作品。
今回大事にしたことは、赤子売りを発端とした「他者から見た自分の価値」について考えることでした。
命に値段をつけられる赤子にとどまらず、 歳をとるために里親探しが難航する孤児が登場したり、 ベイビー・ブローカーのメンバーさえも自分の存在意義とは何かを自問します。
難しい課題ですが、映画にいる等身大な登場人物たちを観察していくことで、彼らにはどんな言葉を掛けられるだろう?
自分に掛けられて、安心する/自分はここにいていいんだと肯定できる言葉は何だろう? と、映画の中に留まらずに自分ごととして映画を鑑賞できるか、考え合いました。
生徒からは、、、 難しい話ながらもセリフに共感できる・考えさせられるところが見つかった。 犯罪を犯してもやり直す登場人物により励ましたいと思えた。
登場人物によっては、「あの人物のこの先はどうなるんだろう!?」と真剣に物語のアフターストーリーを考えることができました。